レディ・ガガも登場!スタイリッシュな映像で描くグラフィックコミックの世界観
グラフィックコミックをモノクロで映像化。
かなりカッコいい映像ビジュアルで、構図や車の走り方が完全にコミックの世界。
だから実写なんだけど、モノクロでコミックの映像を観ているような感じ。
悪のはびこる街シン・シティを牛耳るロアーク上院議員。そのロアークに復讐を誓う場末のダンサー、ナンシー。アウトサイダーのマーヴやギャンブラーのジョニーらがそれぞれの思惑とともにロアークに対峙していく。
それにしてもエヴァ・グリーンが美しい。
みごとな脱ぎっぷりで、ジェシカ・アルバのセクシーダンスもなんのその、バツグンのスタイルと絵になる構図で、完全にくってしまってた。
ジョシュ・ブローリンの部屋で窓の光を浴びながら、
自宅プールで水面に浮かびながら、
刑事を誘惑しながら、
惜しげもなく裸体を披露するその映像はかっこよすぎ!
キャストでいえば、最初にクレジットされているにも関わらず、ミッキー・ロークが全然出てこない、と思ったら最初から出てるあの大男がそうだった(笑)
途中まで気づかなかった。。
このマンガのような世界観。
ロバート・ロドリゲスと共同監督で原作者のフランク・ミラーは、出版社に属さず、完全に自分がコントロールできる環境でこのオリジナルキャラクターを作り上げた。
そして、過去に監督した「300」でも注目された独特の映像美。
本作ではセットを全然組んでいないらしい。
なんと基本全てブルーバックで撮影して、背景から建物から部屋まで全てCGなんだとか。
映像オタクたちが集まって作り上げた作品だけに世界観がすごい。
<作品概要>
「
シン・シティ 復讐の女神」 Sin City
(2014年 アメリカ 103分)
監督:ロバート・ロドリゲス
原作:フランク・ミラー
出演:ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ、ジョシュ・ブローリン、ジョセフ=ゴードン・レヴィット、ロザリオ・ドーソン、ブルース・ウィルス、エヴァ・グリーン、パワーズ・ブース、レイ・リオッタ、クリストファー・ロイド、レディ・ガガ
配給:GAGA