マッドマックス大好きな男子は多い。
ワイルド過ぎる世界観で己の腕っ節ひとつで暴力が支配する荒野を駆け抜ける。
メル・ギブソンが一躍有名になったオーストラリア発のアクション映画だけど、第1作が製作されたのは、1979年。第3作が1985年だから30年ぶりの新作。ということで今時の若い男子は当然知らないシリーズ。
その世界観は北斗の拳によく似ているけど、「マッドマックス2」に影響されて連載が始まったのが北斗の拳だった。
観れば一目瞭然のパクリ具合(笑)
3以降も基本的にその世界観を踏襲している。
荒廃した近未来、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーに捕らえられたマックスは、ジョーに反旗を翻した女戦士フュリオサと行動を共しに、自由を求めてジョーの強大な軍団と対峙する。
荒廃した砂漠の世界に、パンクに武装したキャラクターたちがよく映える。
このオリジナリティが卓越した世界観はとてもユニーク。
街宣車の先頭にぶら下げられたギタリストとか、白塗りのウォー・ボーイズ、ヤマアラシ族やイワオニ族といった敵対集団のデザインもいい。
そして、シャーリーズ・セロンは坊主で片手が無くてもキレイ。
トム・ハーディもハマり役、あの声は低すぎではとは思うけど、こういうハードボイルドな役はホントによく似合う。
それにしても、この世界観をCGの無い時代によく表現していたなぁと思う。
<作品概要>
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 MADMAX:FURY ROAD
(2015年 アメリカ 120分)
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト
配給:ワーナー・ブラザース映画
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