青いダッフルコートに赤い帽子をかぶり、寅さんのような革のトランクを持ち、マーマレードが大好きなクマ、パディントン。
元々は全世界で3500万部も売り上げる児童文学。本国イギリスでは、ピーターラビット、クマのプーさんと並ぶ「英国三大キャラクター」として抜群の知名度と人気をほこる愛されキャラクター。
そのパディントンの初の実写化映画。
遠くペルーのジャングルから、はるばるロンドンにやってきたクマは、駅で偶然出会ったブラウンさん一家にパディントンと名付けられ居候をすることになる。
日本では知名度があまりないパディントン。でも実は英国三大キャラクター。他の二つは誰でも知っている超有名キャラクターなのにパディントンだけ知らないのは、日本ではしばらくライセンスが切れていて、パディントンを使った商品や企業の広告使用がしばらくなかったらしい。
ペルーのジャングルに住んでいただけに、都会や人間の家には全く慣れていないパディントン。案の定やることなすことが騒動になっていく。
しかも、ニコール・キッドマン演じるミリセントに執拗に追い回される。
それにしてもニコールの体当たりギャグには脱帽!
元旦那のトム・クルーズばりのスパイアクション(笑)
アラフィフとは思えない美貌で、笑いも誘う。
実写ということでどうなることかと思ったけど、パディントンもカワイイし、ある一家の留守中に敵に襲われるドタバタコメディな展開もホームアローンっぽくて面白かった。
<作品概要>
「パディントン」 PADDINGTON
(2015 イギリス 95分)
監督:ポール・キング
原作:マイケル・ボンド
出演:ヒュー・ボネビル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント、ピーター・キャパルディ、ニコール・キッドマン、ベン・ウィショー
配給:キノフィルムズ
0 件のコメント:
コメントを投稿