2014年5月28日水曜日
ROOM237
キューブリックオタクによる、マニアックすぎる「シャイニング」解説
完璧主義者で完全主義者の天才監督スタンリー・キューブリックの名作ホラー「シャイニング」を各界のキューブリックオタクたちが、マニアックすぎるこだわりで検証するドキュメンタリー。
「シャイニング」とは
1980年に公開されたスティーブン・キング原作で、ジャック・ニコルソン主演のホラー映画。
惨殺事件が起こったいわく付きのホテルで豪雪のためにホテル内に閉じ込められたある家族に忍び寄る狂気を描く。
様々な人に影響を与えた伝説的作品。
本作のタイトルにもなった部屋番号237は、原作では「217」。なぜ数字を変えたのか? そこに隠された意味とは?
ダニーが運転する三輪車のルートを図面におこすとありえない間取りになる。
アポロ計画、ホロコースト、先住民の亡霊、などなど気になるキーワードが満載。
完璧主義者のキューブリックだったからこそ、つじつまが合わないことに「そんな訳はない」「何か意味があるはず」という憶測がつきない。
切り口はとても面白いのだけれど、
はっきり言って、こだわり過ぎて分からない(笑)
「この場面にはこういった意味が込められている!」と言われても、「はぁ、、」としかいいようがない。そのくらいマニアックでつっこみどころが満載。だけど映画を好きすぎるその姿勢は憎めない。
今までなかった、かなり変わった切り口の映画。
キューブリック作品だから成立する内容ではあるものの、こんなことが許されるのなら、他にもたくさん出てきそうなもの。
<作品概要>
「ROOM237」
(2012年 アメリカ 103分)
監督:ロドニー・アッシャー
出演:
配給:ブロードメディア・スタジオ
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