2015年2月24日火曜日
フォックスキャッチャー FOXCATCHER
スティーブ・カレルの怖すぎる怪演!
「ノーカントリー」のハビエル・バルデム並みの不気味さ。そして何を考えているのか分からない怖さが全編に渡って最初から最後まで続く。
事件が起こることは分かっているので、それがいつ起こるのか、淡々とした中にもハラハラがある。
監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。本作でアカデミー賞にもノミネートされた。
レスリングの金メダリストのマーク・シュルツは、ある日アメリカ屈指の大財閥であるデュポン家のジョン・デュポンに呼び出される。それはオリンピックに向け自らスポンサードするチーム"フォックスキャッチャー"への誘いだった。破格の条件と兄へのコンプレックスで誘いにのるマーク。やがて兄デイブも加わり歯車が狂い始める。
とにかくスティーブ・カレルが怖すぎる!
とても「40歳の童貞男」のひととは思えない。。
コメディ路線から一転、こんな演技もできるんですね。
そして、あんなにわしっ鼻だったっけか?
キャストでいうと、脳みそまで筋肉でできているかのような弟をチャニング・テイタムが好演!? 動き方とかゴリラみたいだった(笑)
そして、シエナ・ミラーは、おばんさん化して最初気づかなかったくらい、、、
マーク・ラファロは、「はじまりのうた」とはまたちょっと違った頼れる先輩で指導者的な兄を見事に演じてアカデミー賞の助演男優賞にもノミネート。
時代を感じさせるファッションやビジュアルも印象的。
とにかく”いい味”を出す、とてもいい役者さん。
それにしても、ジョン・デュポンの闇とは何だったのか?
<作品概要>
「フォックスキャッチャー」 FOXCATCHER
(2014 アメリカ 135)
監督:ベネット・ミラー
出演:スティーブ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、シエナ・ミラー、アンソニー・マイケル・ホール
配給:ロングライド
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