2013年8月27日火曜日
シュガーマン 奇跡に愛された男
すごい映画を観た!
こんな奇跡があるなんて。
アメリカでデビューし、ボブ・ディランと比較されるスタイルも、鳴かず飛ばず、全く売れずに音楽業界から姿を消したあるミュージシャンがいた。
ところが、彼の音楽は地球の裏側のアパルトヘイトで揺れる南アフリカで、反体制派のシンボル曲として、あのローリング・ストーンズを凌ぐ人気を誇っていた!
アメリカでは全くの無名。当然日本や諸外国でも当然全く知られていない。
そんな彼の楽曲は海を越え、何故か当時の南アフリカの反アパルトヘイト勢力の白人層に熱狂的に受け入れられた。
ボブ・ディランでもローリング・ストーンズでもなく、“ロドリゲス”というそのアーティストが大スターだったのだ。
楽曲でしか聞いたことがない、そんな大スターを敬愛する熱狂的なファンが、ロドリゲス本人を探そうと決意する。そこからこのドキュメンタリー映画ははじまる。
「最後のライブで舞台上で銃口をくわえ自殺した」
など、様々な伝説だけがあるだけだ、手探りなまま“ロドリゲス”の楽曲とともに映画は進む。 そして思わぬ方向へ、、、
サントラが絶対に欲しくなる、とてもいい音楽ドキュメンタリーだ。
<作品概要>
「シュガーマン 奇跡に愛された男」 SERCHNG FOR SUGAR MAN
(2012年 スウェーデン=イギリス合作 85分)
監督:マリク・ベンジャルール
出演:ロドリゲス
配給:角川映画
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