今度のウディ・アレンはローマから。
ここ最近は毎年違う都市から映画が届く。
「ミッドナイト・イン・パリ」は最高の名作。その他ロンドン、ニューヨーク、バルセロナ。
「それでも恋するバルセロナ」では、ペネロペ・クルスがアカデミー賞助演女優賞を受賞している。
この作品完成度の安定感はどうだろう。
安心して映画の世界の心をあずけられる。
ほんのりおかしいドタバタ喜劇を撮らせたらもう名人芸。
これで毎年のように新作を作っているのだからすごい!ファンとしてはこんなに嬉しいことはない。
ウディ御年78歳!
まだまだ元気です。
ローマを舞台にした4つのエピソード。
・新郎の部屋に娼婦のペネロペ・クルスが間違えて入ってきて・・
・ロベルト・ベニーニが何故かある日突然有名人になり・・
・ジェシー・アイゼンバーグのもとに彼女の友達(小悪魔)が現れて・・
・音楽プロデューサーのウディは訪れた家人の歌声に惹かれて・・
男たちは翻弄されていく。
なんとも小気味よい物語。
役者もよかった。
アレック・ボールドウィンが意外や意外、不思議な存在感の役所でみごとに映画にハマっていた。ジェシー・アイゼンバーグはウディの分身的存在にどハマリ。ウディ組常連となるか。
それにしてもローマの街が美しい。
ウディの描く文化心あふれるローマの街に是非行ってみたい。
<作品概要>
「ローマでアモーレ」 To Rome with love
(2012年 アメリカ=イタリア=スペイン 101分)
監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、アレック・ボールドウィン、ロベルト・ベニーニ、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ、グレタ・ガーウィク、エレン・ペイジ
配給:ロングライド
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