2013年8月30日金曜日
世界がたべられなくなる日 Tous coveyes?
遺伝子組み換え食品。(GM食品)
こんなに世界で蔓延してるとは。。。
衝撃の事実。
常に安全性が疑問視されているGM食品。
GM企業は安全性を主張するが、本当のところはどうなのか。
GM企業の実験は3ヶ月間ラットに遺伝子組み換えのトウモロコシを与え続けるものだが、本作では2年間(ラットの寿命にあたる)に実験期間を延長して、ラットにどんな影響がおこるのかを確認する。
案の定というべきか、6ヶ月をこえる頃から次々とラットに異変が起こり始める。大きな腫瘍ができるラット、死亡するラットが続出。。
特にメスのラットに異変が多くみられていた。これは人間で言うと女性に多く影響が出やすいということになる。乳がんや子宮頸がん、不妊症といった症状が懸念される。
GM作物は、農薬を撒いても枯れず雑草を除去する手間が省けるなどコスト削減の理由で農家に広まり、アメリカのトウモロコシは、当初10%程度だったGM率が現在では80%にまで達するとか。トウモロコシ、大豆はGM率が非常に高い。
そして、日本はアメリカのトウモロコシの最大の輸入国。
輸入トウモロコシの80%がアメリカ産、そしてその90%が遺伝子組み換え、、、、
GM作物は日本では主に家畜のエサに使われているらしいが、間接的にでも知らないうちに食べていること間違いなし。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加することで、今後海外から安価なGM食品が大量に入ってくる。アメリカでは「遺伝子組み換えでない」という表記はないらしい。。
アメリカ人、大丈夫か?
テクノロジーとビジネスが暴走するととんでもないことになる。
世界の食の現実を知るドキュメンタリー。
<作品概要>
「世界が食べられなくなる日」 Tous cobayes?
(2012年 フランス 118分)
監督:ジャン=ポール・ジョー
出演:
配給:アップリンク
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