とにかく歌がハマる!王道ディズニー映画。
ディズニーでお姫様モノといったらもう鉄板。雪の女王を悪者ではなく一人の悩める女性として描き、アンデルセンとは違うダブルプリンセスのミュージカル・アニメーションに仕上がった。
美しい王国で育った王女の姉妹、エルサとアナは大の仲良しだった。そう、エルサが不思議な力に目覚めるまでは。触ったものを凍らせてしまう力を隠すため他人の目を避け、アナからも遠ざかり引きこもるが、あるキッカケで真夏の王国を冬にしてしまう。自分の居場所を求めて王国から飛び出すエルサとそれを追うアナ。王国を救う道は“真実の愛”のみ。果たしてアナは無事王国を救えるのか?
最近のディズニーは、もうほぼCGアニメ。伝統の手描きアニメからは撤退するのだとか。日本のスタジオジブリとの大きな違い。
どちらもいいところがあるけれど、本作はCGならではのキラキラした感じが雪の結晶と相性がよくCGがハマっていた。
[吹替え版]で観たのが大正解。普通は字幕でみるものだけど、ナレーションものとアニメーションは、吹替え版の方がいい場合がある。(あと、ジャッキー・チェン 笑 )
「松たか子がいい」とは聞いていたけど、神田沙也加が想像以上に素晴らしかった。ミュージカル舞台で鍛え上げられたその歌声は本物でした。そして、この二人のコンビネーションが抜群で、最高のアンサンブルになっている。ミュージカルなのでとにかく歌が肝なわけだけど、「Let it go」は、全米で大ヒット、日本をはじめ世界中でもヒット中で、みごとに成功コースを歩んでいる。
アカデミー賞では「長編アニメーション」で受賞し、興行成績を塗り替える勢いの快進撃。日本国内でも、今年最大のヒット(100億超え)が見えてきた。
▼松たか子編
本家アメリカでは、エルサ役をイディナ・メンゼルが努めていて彼女の「Let it go」のダウンロード数は凄まじいとか。彼女は本場ブロードウェイ・ミュージカルの女優で、海外ドラマ「glee」でもレイチェルの母親役として演技や歌声を披露している実力者。
そのイディナを向こうにまわし、「吹替え版」をヒットさせた松たか子の実力もすごい。
現在は、全世界25カ国それぞれの女優が1パートごと歌うバージョンがアップ中。
▼25カ国語編
人と違うことはコンプレックスではなくて、個性なんだとプラス思考に持っていく考え方はいかにもアメリカらしい。日本の昔話だったら1000年でも悩み続けるだろう(笑)
※ディズニーは同時上映される短編も見どころ 本作では初期のミッキーをモチーフに、CGと織り交ざる意外性あるアニメーションだった。
<作品概要>
「アナと雪の女王」 FROZEN
(2013年 アメリカ 103分)
監督:
製作総指揮:ジョン・ラセター
出演:(声)
配給:ディズニー
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