2013年11月2日土曜日

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア プログラムA  shortshorts filmfestival & asia


世界のショートフィルムの祭典

東京国際映画祭の提携企画として、ワークショップとともに恵比寿の東京写真美術館にて開催。カンヌ国際映画祭短編部門でパルムドールを受賞した作品や有名俳優が出演しているものもある。
短いもので5分、長くても20分程度の短編にクリエイターの手腕が発揮される。

もともとは俳優の別所哲也が主催して現在も本人が代表を務める会社が運営をしているアジア最大級の国際短編映画祭。


[プログラムA]
ん〜、正直全体的にこじんまりした作品がおおかった印象。長編映画をただ短くしたような感じでインパクトに欠けるものが多かった。せっかく短いんだから、長編と同じようなアプローチではなく、“短編だからこそできる”工夫が欲しかった。あるポイントに思いっきりフォーカスしたり振り切った方が、面白いものができる気がする。「この監督に長編を撮らせたらどうなるんだろう?」というワクワク感が持てず、どれも想像できてしまった。
そういう意味では「人間の尊厳」は一点にフォーカスしていてインパクトはあった。救いが無いけど。個人的には、中華系家族の年に一度の集まりを描いた「ポピア」が普遍的な家族関係と美しい伝統風景がマッチしていてとても良かった。

<作品概要>
「インタビュー」The Interviewer (2012年 オーストラリア 12:52  )
「私の街」It was my city (2012年 イラン 8:00)
「寿」Kotobuki/To Us (2012年 日本 15:00) 
「彼女」She (2012年 韓国 16:58)
「人間の尊厳」THE MASS OF MEN (2012年 イギリス 16:00)
「ポピア」Popiah (2013年 シンガポール 13:53)
配給:ショートショート実行委員会

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