2013年11月1日金曜日

スティーブ・ジョブズ Jobs


傲慢で天才、スティーブ・ジョブズの生涯。

ipad、ipod、iphone、アメイジングなプロダクツを次々と世に出し、世間をあっと言わせてきたアップル社創業者のスティーブ・ジョブズ(2012年没)の生涯を映画化。

彼らのスタートは、ガレージから。
友人のウォズニアックが趣味で作っていた自作コンピュータに興味を持ち自宅ガレージをオフィスにアップル社を創業。自宅で使えるコンピュータを世に出しアップルの快進撃は始まる。大きな出資を受けIBMに対抗するくらいの企業へ成長を遂げる。こだわりの塊のジョブズは他にはない製品を創りだすために何に対しても徹底的だ。当時ペプシでマーケティングの天才と言われていたジョン・スカリーをヘッドハンティングしマーケティングを担当させCEOにつける。「このまま一生砂糖水を売って過ごすか。それとも私と来て一緒に世界中を変えるのか」という伝説の殺し文句で彼を口説き落とした。



映画「ソーシャル・ネットワーク」のマーク・ザッカーバーグと同様、スティーブ・ジョブズもまた、成功することで裏切り、昔の仲間が去っていくなど傲慢で独裁が故の事態に見舞われる。「おまえは変わった」という相手に「成長したんだ」と突き放す。ワガママで嫌われ者の彼はアップル社の取締役陣と対立し、自ら創業した会社を追われることになる。だけどその後伸び悩むアップル社の新しい経営陣に呼び戻されるがその条件として自分への権力を集中させる。これで自分の開発に誰にも文句を言わせない。これだけワガママで独裁者でこだわりが尋常でない嫌われ者の天才だから、みんなに好かれるアメイジングなプロダクツを生み出せたのだろう。


<作品概要>
スティーブ・ジョブズ」 Jobs
(2013年 アメリカ 128分)
監督:ジョシュア・マイケル・スターン
出演:アシュトン・カッチャー、ダーモット・マローニー、ジョシュ・ギャッド、ルーカス・ハース、J・K・シモンズ、マシュー・モディーン
配給:GAGA

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