2015年6月3日水曜日

ビリギャル


「可能性」を引き出すヒントが見える

学年ビリのギャルが慶応大学に現役合格したというサクセスストーリーの実話を映画化。
有村架純を主演に迎え、20億円越えの大ヒット。
純愛ドラマの「ストロボ・エッジ」公開直後に全く違うギャル役で意外にもそんなに違和感なくこなしてしまった。

偏差値30で学力は小学校4年生レベルの工藤さやかは、母親が持ってきた塾の講師・坪田先生にほだされて慶応大学の受験を目指すことになる。
ビリギャルさやかと坪田先生の笑いと涙の珍道中が始まる。

1日に15時間の勉強を1年以上し続けたという本人のがんばりがもちろんすごいんだけど、その本人をやる気にさせる坪田先生の心理学を駆使したテクニックもすごい。そして母親の深い愛情。父親への強い反発心など、尋常じゃない行動させるだけの周囲の環境がちゃんとある。

東大じゃなくて慶応にしたのは、嵐の櫻井くんがいてイケメンな感じがするから。
目標はひとりでも多くのひとに公言した方がいい。
とにかく諦めないこと。
など「可能性」を引き出すヒントも満載。

主題歌は、サンボマスターの「可能性」



<作品概要>
ビリギャル
(2015年 日本 117分)
監督:土井裕泰
原作:坪田信貴
音楽:サンボマスター
出演:有村架純、伊藤淳史、野村周平、吉田羊、田中哲司
配給:東宝

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