2013年8月28日水曜日

アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影  anton corbijn inside out


U2ビョーク、ローリング・ストーンズ、メタリカ、コールドプレイ、ニル・ヴァーナなど世界最高のアーティストたちに愛されるフォトグラファー、アントン・コービン。

この映画を観るまで彼の存在は知らなかったが、彼の創作(写真)見れば、あれがアントン・コービンの仕事だったのか、と気づかされる。

アーケード・ファイア、ルー・リード、デベッシュ・モードら蒼々たるメンツとの仕事の様子など舞台裏や彼の仕事観、美意識が伝わる。

本人はとても謙虚で大物とは思えない"いいひと”な感じがするのに、やっている仕事は凄すぎるというギャップがいい。一気にファンになってしまう。

彼の写真は、本人の人柄とは違って、とても厳しく、強く、逞しい。
“男”のいい部分をすごく引き出すのが巧いのだと思う。
だから男っぽい男を撮ることが得意なのではないだろうか。

彼の作品をみるととてもよく分かる。

Clint Eastwood

Miles Davis
Elvis Costello


<作品概要>
(2012年 オランダ=ドイツ=イタリア=イギリス=スウェーデン 84分)
監督:クラーチェ・クイランズ
出演:アントン・コービン、アーケイド・ファイア、ボノ(U2)、ジョージ・クルーニー
配給:シンカ




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