2014年11月16日日曜日

私にだってなれる!夢のナレーター嘆願志望  IN A WORLD


キャメロン・ディアスがカメオ出演!? アメリカの声優業界を描くコメディ

それにしても、この邦題は何なんでしょうか?
内容的にも、原題のままでいいように思うけど。

声優というと洋画の吹替えやアニメの声優を連想してしまうけれど、アメリカの(この映画の)場合は、映画予告編のナレーターのお話。

ハリウッド映画の予告編でよく聞く、男性が低い声でナレーションする、アレ。

大物声優の娘のキャロルは自身も声優を夢見るが、今は方言指導で細々とやっているが、父親の再婚で実家から追い出されることに。自立できる仕事が必要になったキャロルは、声優のオーディションを受ける。

劇中に登場する亡くなってしまった大物声優のドン・ラフォンティーヌは、実在の人物。
あの低音ボイスで、なんと日に7〜10本のナレーションをこなし、ハリウッドで最も多忙な声優として活躍していたのだとか。

★代表作
「2001年宇宙の旅」「ランボー」「13日の金曜日」「ターミネーター」「危険な情事」「ホーム・アローン」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」etc


このドン・ラフォンティーヌの決め台詞が、原題の「in a world...」となっている。
そして、そのセリフを復活させる超大作の予告編を巡って、新旧の声優陣がこぞってオーディションを受けるのだけど、その予告編映像に映る戦闘スタイルの女優に見覚えがある、「ん? キャメロン・ディアス?」。でも、まさか。
そしたらクレジットされていた(笑)


監督は、主演も務め脚本も自ら書き上げたレイク・ベル。
女優としては、「べガスの恋に勝つルール」(キャメロン・ディアス主演)などに出演。
ここのつながりでキャメロンにカメオ出演をオファーしたのかも。
モー役のロブ・コードリーも「べガス〜」に出てました。


<作品概要>
「私にだってなれる!夢のナレーター嘆願志望」  In a World
(2013年 アメリカ 93分)
監督:レイク・ベル
脚本:レイク・ベル
出演:レイク・ベル、ディミトリ・マーティン、フレッド・メラメッド、ロブ・コードリー、ケン・マリーノ、エヴァ・ロンゴリア、ドン・ラフォンティーヌ、キャメロン・ディアス
販売元:ソニー・ピクチャーズ

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