2013年9月14日土曜日
オブリビオン OBLIVION
誰もいない地球を何故守るのか?
2077年、エイリアンの攻撃を受け地球は全壊、人類は他の惑星に移住を果たす。ジャック(トム・クルーズ)は荒廃した地球を高度1000mにある住居兼基地から監視する任務についている。ある日墜落した謎の宇宙船から発見された女性がいつも夢に出てくる女性であることから、日常が狂いだしいままで信じていた世界の裏が見え隠れしだす。
「トロン・レガシー」のジョセフ・コシンスキーの監督最新作。ナイキやアップルのCMを手がけクリエイティブのクオリティに定評があるだけにSF作品での映像はとてもキレイでクオリティが高い。とてもスタイリッシュだが生活感はまるでない住居など未来っぽい。だけどそれがただ未来っぽいのではなく伏線であったりして、後半の謎が解明していく上での演出になっている。
トム・クルーズは完全無欠のヒーローを演じ続け、常にハリウッドの一線にいるたぐい稀なる俳優だ。これだけ正義のヒーローをやり続けられる人も珍しい。
だけど、たまにやる脇役がとてもいかしている。
「マグノリア」でのSEX教祖も笑えるが、「トロピックサンダー/史上最低の作戦」では最後のエンディングロールでトムだと分かったくらい脇に徹していて「実は〜」を狙ったふざけっぷりだ。結構おちゃめな一面もあるのだ。もしくは正義のヒーローを演じ続ける反動がこういうところに出ているのか(笑)
主役でないトムも今後注目だ。
<作品概要>
「オブリビオン」 OBLIVION
(2013年 アメリカ 124分)
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、オルガ・キュレンコ、モーガン・フリーマン、メリッサ・レオ、アンドレア・ライズボロー
配給:東宝東和
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